木のおもちゃのお手入れ方法
木のおもちゃのお手入れについて
Q 赤ちゃんが舐めても、カビが生えないようにするには?
Q 手垢や汚れ、別な塗料がついた場合について
Q こまかなところへホコリが入ってしまったら
Q ささくれが出来てしまったら
Q おもちゃの小さな部品が取れてしまったら
Q オイル仕上げ、無塗装品について
Q 赤ちゃんが舐めても、カビが生えないようにするには?
A とにかく湿気が大敵です。濡れたら乾いた布でよく拭くことと、湿気の多いところには置かないことが必要です。おもちゃ箱の中は、箱の置いてある場所にもよりますが、湿気っぽいこともあり注意です。「乾燥機に入れる」は、ボンドや塗料の加減もありますので、日常的なお手入れとしては、よく絞った布で拭くだけがおすすめです。
アルコール消毒については、成分が木の内部に浸透、膨張することで、おもちゃが割れたり、部品が外れる等のおそれがありますので注意が必要です。昨今の事情でアルコール、除菌シート等でのメンテナンスを繰り返し行った際、表面に毛羽立ちやささくれが出来てしまったというご相談もあります。アルコール除菌可能という木のおもちゃもありますので、ご購入の際は、これらマーク等をご確認いただければと思います。(アルコール除菌OK First Little Chef/エドインター)
Q 手垢や汚れ、別な塗料がついた場合について
A 塗料が付いてしまった場合は、紙やすりで削る方法があります。ホームセンターで売っている180番ぐらいの普通の紙やすりで、木目にそって削って綺麗にしてください。手垢に関しては、塗料やワックスの厚さにもよりますが、無塗装ですと、深く削らないと以前のような白さまでにはならないです。手垢はたくさん遊んだ証、思い出、木のおもちゃのあるべき姿と思っていただくと素敵ですね。
Q こまかなところへホコリが入ってしまったら
A つまようじなどを使ってかき出し、掃除機でホコリを取ってください。そのあと、よく絞った布で拭いてから、風通しの良いところで日陰干しするのが良いでしょう。
Q ささくれが出来てしまったら
A 紙やすりで削ってください。たくさん削る必要がある場合は、120番手で削り取って180番手で仕上げると綺麗に収まります。。小さなものでしたら、180番だけで大丈夫だと思います。プロの製作者さんは、120→180→240番手の順番に仕上げていくそうです。ご自宅では180番手までで良いと思います。
Q おもちゃの小さな部品が取れてしまったら
A 木工用ボンドで取り付けることになりますが、補強が必要なこともありますので、各メーカーに問い合わせてからご返答致します。ご自分でなさらず、まずは、ご一報ください。
Q オイル仕上げ、無塗装品について
A オイル仕上げに関しては、木の表面ではなくて木の中に浸透して表面近くに薄い塗膜を作りますので、汚れがつきにくくなります。ワックス成分が入っているのはより綺麗で汚れがはじきやすいということになります。無塗装ですと表面にも木の細かな穴(根から水を吸い上げる管です/これのかたまりが木目に見えます/よく使われる「ぶな」「かえで」は導管が目立ちにくい材になります)にも汚れが入り込むので汚れやすくなります。どちらもよく絞った布で拭くだけでよいでしょう。よく絞っていないと、せっかくの塗膜をはがすことになりますし、木が毛羽立ってしまって滑らかでなくなってしまいます。オイル仕上げ、無垢材品のお手入れとして「みつろうクリーム」が有効です。薄く塗ってから、きれいに拭き取る作業を日常的に行うと長く使用することが出来ます。みつろうクリームについて詳しくこちらをご覧ください。
当店の木のおもちゃレンタル「ECO TOYS エコトイズ」では、より安全にご利用出来るように、殺菌効果のある専用消毒剤を使用しています。
殺菌消毒剤 オスバンS 第3類医薬品
・逆性石けん液
・成分 ベンザルコニウム塩化物
製造販売元 日本製薬株式会社
販売元 武田薬品工業株式会社
当店では、木のおもちゃを長くご愛用していただけるよう、「おもちゃのお手入れ方法」を同封しております。贈る方、贈られる方も、ご参考にしていただければうれしいです。
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